2026年10月現在

税率変更の年表(消費税・所得税・相続税・法人税)

消費税は1989年に3%で始まり、5%・8%・10%と上がってきました。いつ・何%になったかを、所得税・相続税・法人税の主な改正とあわせて年表にまとめました。

税率変更の年表

消費税の税率 ひと目でわかる早見

期間税率国地方消費税
1989年4月〜1997年3月3%3%—
1997年4月〜2014年3月5%4%1%
2014年4月〜2019年9月8%6.3%1.7%
2019年10月〜(標準税率)10%7.8%2.2%
2019年10月〜(軽減税率)8%6.24%1.76%
2027年4月〜2029年3月(予定)食料品1%0.78%0.22%

※2027年4月からの食料品1%は、2026年10月現在は法律が成立していない「予定」です。酒類・外食は10%のままの見込みです。

消費税の年表

時期できごと補足
1989年(平成元年)4月1日消費税が導入される 税率3%それまで物品税などがあった。消費税は原則すべての商品・サービスにかかる税として始まった。
1997年(平成9年)4月1日税率5%に引き上げ(国4%+地方消費税1%)このとき地方消費税が始まった。
2014年(平成26年)4月1日税率8%に引き上げ(国6.3%+地方消費税1.7%)社会保障と税の一体改革による引き上げ。
2014年11月・2016年6月10%への引き上げを延期当初は2015年10月の予定だったが、2017年4月、さらに2019年10月へと2回延期された。
2019年(令和元年)10月1日税率10%に引き上げ(国7.8%+地方消費税2.2%)/軽減税率8%を導入軽減税率は飲食料品(酒類・外食を除く)と定期購読の新聞。軽減税率の内訳は国6.24%+地方1.76%。
2023年(令和5年)10月1日インボイス制度(適格請求書等保存方式)が始まる小規模事業者向けに、納税額を売上税額の2割とする「2割特例」も同時に始まった(2026年9月30日までの課税期間が対象)。
2027年4月1日〜2029年3月31日(予定)食料品の消費税率を1%に引き下げ(予定)2026年9月15日に大綱が閣議決定。酒類・外食は10%のまま。法律は未成立のため、予定。

所得税・住民税の年表

時期できごと補足
1999年(平成11年)所得税の最高税率が50%から37%に所得税・住民税を合わせた負担を軽くする恒久的な減税が行われた時期。
2007年(平成19年)所得税の税率が5〜40%に/住民税は10%の一律に国から地方へ税源移譲が行われ、住民税(所得割)は一律10%になった。
2013年(平成25年)1月1日復興特別所得税(所得税額の2.1%)が加わる2037年(令和19年)分まで。給与の源泉徴収や確定申告で所得税に上乗せして納める。
2015年(平成27年)所得税の最高税率が40%から45%に課税所得4,000万円超の部分。税率は5%・10%・20%・23%・33%・40%・45%の7段階になった。
2020年(令和2年)基礎控除が38万円から48万円に/給与所得控除は一律10万円減給与所得控除の減額と基礎控除の増額で、会社員の多くは税負担が変わらない仕組みだった。
2026年(令和8年)分〜基礎控除が本則62万円+特例加算(最大104万円)に合計所得金額に応じた特例加算がある。給与所得控除の最低保障額も74万円に。

相続税・贈与税の年表

時期できごと補足
2003年(平成15年)相続税・贈与税の最高税率が70%から50%にこのころ、税率の刻みも簡素化された。
2015年(平成27年)1月1日相続税の基礎控除が縮小:5,000万円+1,000万円×人 → 3,000万円+600万円×人最高税率は50%から55%に(6億円超)。贈与税には、20歳以上の子・孫への贈与に使える特例税率と一般税率ができた。
2024年(令和6年)1月1日生前贈与加算が相続前3年から7年に延長/贈与税に「相続時精算課税の年110万円控除」が新設暦年贈与の110万円の基礎控除は変わらないが、相続前に贈与した財産を相続税に加算する期間が長くなった(延長分は一定額を控除)。

法人税の年表

時期できごと補足
2012年(平成24年)4月1日法人税の基本税率が30%から25.5%に中小法人の軽減税率(年800万円以下の所得)は15%(現在は令和9年3月31日までに開始する事業年度)。
2015年(平成27年)4月1日法人税の基本税率が23.9%に法人税改革(課税ベースを広げて税率を下げる方針)の始まり。
2016年(平成28年)4月1日法人税の基本税率が23.4%に「法人実効税率20%台」の目標が達成された。
2018年(平成30年)4月1日法人税の基本税率が23.2%に(現在)地方法人税などを加えた実効税率は、地域や法人の規模で変わる。

※主な改正だけを載せています。経過措置や、改正の細かい条件は省いています。過去の取引の税額は、その時点の法律で決まります。

税率変更の年表のよくある質問

Q. 消費税はいつから始まりましたか?税率は何%でしたか?

A. 1989年(平成元年)4月1日に導入され、税率は3%でした。1997年4月に5%、2014年4月に8%、2019年10月に10%になっています。

Q. 消費税が10%になったのはいつですか?

A. 2019年(令和元年)10月1日です。同時に、飲食料品(酒類・外食を除く)と定期購読の新聞に軽減税率8%が導入されました。

Q. 消費税の税率は地方消費税を含んだ数字ですか?

A. はい。10%は国の消費税7.8%と地方消費税2.2%の合計です。8%(軽減)は国6.24%と地方1.76%、旧8%は国6.3%と地方1.7%、5%は国4%と地方1%でした。3%の時代は地方消費税がなく、国の消費税のみです。

Q. 食料品の消費税が1%になるのはいつからですか?

A. 2027年4月1日から2029年3月31日までの2年間の予定です。2026年9月15日に大綱が閣議決定されましたが、2026年10月現在、法律は成立していません。

Q. 相続税の基礎控除はいつ変わりましたか?

A. 2015年(平成27年)1月1日の相続から、5,000万円+1,000万円×法定相続人の数が、3,000万円+600万円×法定相続人の数に引き下げられました。

Q. この年表の税率は、今の税額の計算にそのまま使えますか?

A. いいえ。過去の改正の確認用です。いまの税額は、各ツールの計算(2026年9月現在の制度)を使ってください。適用される税率は、その取引や相続・贈与のときの法律で決まります。

根拠

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※2026年10月現在の確認内容です。制度は改正されることがあります。

税率・計算式は 税理士法人 藤原会計 の監修を受けています。